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52歳の女性です。最近、膀胱炎を繰り返します。慢性化しているのでしょうか?


膀胱炎には、細菌が原因の「細菌性膀胱炎」と、細菌が関係しない「非細菌性膀胱炎」とがあります。
中高年の女性の場合、繰り返す膀胱炎の多くは、「非細菌性膀胱炎」で、女性ホルモンの低下や血のめぐりの悪化による、膀胱の出口から尿道の表面粘膜が薄くなった状態で生じる非細菌性膀胱炎です。このような粘膜の変化が生じると、細菌がつかなくても、「冷え」や「体調のくずれ」などで頻尿や残尿感や排尿痛などの膀胱炎症状が出てきます。
また、この時期は「更年期」にあたるため、自律神経のバランスのくずれも関係することがあります。この場合は、細菌を殺すための抗生物質では症状が改善することは少なく、状態に応じて、炎症を抑える薬(抗炎症剤)や膀胱の刺激を抑える薬(抗コリン剤や抗うつ剤)などが必要となる、治療の難しい膀胱炎状態です。
それ以外に、膀胱の病気(癌や結石など)が隠れている場合もありますので、必ず泌尿器科に相談して下さい。

(2006.6.3サンデー小野田掲載)




わたなべ泌尿器科院長 渡辺悦也先生
■プロフィール
わたなべ泌尿器科(山陽小野田市中川)院長。日本泌尿器科学会認定の専門医、指導医。日本癌学会、日本癌治療学会会員。




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