・Q&A トップページへ



 ・肛門科
 ・胃腸科
 ・内科
 ・循環器科
 ・呼吸器科
 ・リウマチ科
 ・産科
 ・婦人科
 ・小児科
 ・外科
 ・整形外科
 ・消化器科
 ・泌尿器科
 ・耳鼻咽喉科
 ・・・・・・・・etc




【肺炎球菌ワクチンについて】
高齢の父を自宅で介護している者です。肺炎のワクチンがあると聞いたのですが、普通に受けられるものなのでしょうか?
(42歳女性)


日本人の死因の第4位が肺炎です。高齢者では容易に肺炎を起こしうるため、その予防は重要な問題です。
高齢者肺炎の原因菌の約80%が「肺炎球菌」ですが、この菌のみに効果があるワクチンが現在使用可能で、1回の接種で約5年間の効果があり、年間約20%の肺炎が予防可能と報告されています。副作用もインフルエンザ予防接種と同様同程度です。
最近は普通の抗生剤で効果がない「耐性菌」も多く出てきており、治療に難渋する場合もありますが、このワクチンは、そのような耐性菌にもある程度効果があることが証明されており注目されています。
欧米では10年以上前から一般的になっていましたが、日本では保険が利かないことから普及が遅れているのが現状です。(※ちなみに脾臓を摘出されておられる方は公費負担があります)
他県の一部の自治体では公費負担もあるのですが、この近辺ではまだなされておりません。インフルエンザのように公費負担が望まれるところです。
実費負担のため、院所ごとに費用は異なり、一般に6000円〜8000円が相場とされています。ご希望される方は主治医や医療機関へ御相談ください。

(2006.10.21サンデー小野田掲載)




小野田診療所 内科・家庭医療科 所長 廣田勝弘先生
■プロフィール
専門:家庭医療学、在宅診療
所属学会:日本家庭医療学会、日本プライマリ・ケア学会、日本内科学会その他。現在、名古屋大学医学部大学院総合診療医学専攻在学中。




医療相談Q&Aトップへもどる