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今回の大腸がん検診(便潜血反応検査)の結果が「陽性」だったので、大腸がんではないか、とても心配しています。今後、どのような精密検査を受けたらよいでしょうか。(55歳男性) |
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便潜血反応が陽性であれば、「大腸内視鏡検査」や「注腸造影検査」などの精密検査行って原因を調べます。便潜血反応が陽性の人のうち、大腸がんが発見されるのは約5%以下で、30〜40%に大腸ポリープがみつかります。陽性であってもがんやポリープのない「偽陽性」は約60%です。
一方、進行がんの人の約80%、早期がんの人の約50%が便潜血反応陽性となります。早期がんの段階で発見された場合には、内視鏡的治療で完治する人が増えてきています。
大腸ポリープはほとんどが「腫瘍(しゅよう)性」で、検査時では良性でも、放置し、大きくなると、がんになる可能性があります。また、大腸ポリープの一部にがんが含まれているものもあります。そのため、大腸ポリープが見つかったら、一般的には5mm未満のごく小さいものを除き、内視鏡で切除する必要があります。
50歳をすぎると大腸がんは増えてきます。大腸がん検診を毎年受ければ、大腸がんによる死亡リスクは確実に下がります。また肉類や脂質を多くとる人、家族に大腸がんになった人がいる人は、大腸がんになるリスクが高いといわれていますので、便潜血反応が陰性であっても定期的に精密検査を受けることをすすめます。
(2007.2.3サンデー小野田掲載) |
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てらい内科クリニック院長 寺井佳子先生
■プロフィール
専門:内科一般、消化器科
資格:日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医 |
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