

|
 |

 |
肝炎ウィルス検診を受けた結果、C型肝炎の疑いと言われました。今後の治療法などを教えて下さい。 |
 |
肝炎ウィルス検診でC型肝炎ウィルスが陽性と言われたのですね。「現在、C型肝炎を感染している可能性が極めて高い」とされた方は、必ず専門医療機関で受信して下さい。肝機能検査でGOT、GPT等が異常であれば「C型慢性肝炎」の可能性が高く、何らかの治療が必要となります。
C型慢性肝炎は症状のないことが多く、放置されがちですが、放っておくと知らないうちに肝炎が進行し、肝硬変、肝がんへと移っていく可能性が高く、いったん肝がんになってしまうと5年後の生存率は切除手術をしても50%くらいという恐ろしい病気です。
C型慢性肝炎の治療には、肝炎ウィルスを体内から排除する目的で、インターフェロンや抗ウィルス薬併用療法などが行われています。肝硬変や肝がんへの進行を抑えるために、まずインターフェロン等で慢性肝炎を治すことが第一です。それが無理であれば薬や注射によってGOT、GPT値をできるだけ下げる治療を行い、肝炎の進行をくい止めることが大切です。
いずれにしても、早く専門医に相談され、正確な診断を受けた上で最良の治療法を選択して下さい。また肝機能検査やエコー、CTなどの定期的な検査も必要となります。
(2007.3.3サンデー小野田掲載) |
 |
西村内科医院 院長 西村公一先生
■プロフィール 岡山大学医学部卒、島根医科大学講師を経て昭和63年開業。日本消化器病学会・消化器内視鏡学会・消化器癌検診学会・超音波医学会専門医・日本内科学会認定医 その他 |
|