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毎日、朝が忙しくて朝食をとっていません。先日の健康診断で「朝食をぜひとるように」とお医者さんに言われたのですが、なぜ朝食をとる必要があるのですか? ダイエットにもなると雑誌に書いてあったのですが…。
(24歳女性)


年々、朝食抜きが増えています。一般には「朝食抜き」が20年前に比べると、20歳男性で約20%から33%へ、30歳男性で9%から21%へと急増しています。小中学生でも朝食抜きの習慣が増えており、学校で朝食を出すところも出てきており、大きな問題となっています。
朝食抜きの問題点は、
(1)新陳代謝が弱まる (2)脳の活動が落ちる (3)便秘を起こしやすい (4)胃腸の不調を生じやすい(胃もたれ、便秘など) (5)集中力低下、イライラしやすい (6)昼間の作業効率が落ち、ミスを起こしやすい (7)昼食時に食べ過ぎ、早食いになりやすい
などがあります。
朝食抜き習慣の大きな原因に「夜遅い食事」が挙げられます。
 夜遅い食事 → 食べ過ぎ・飲み過ぎると朝の空腹感が減ってしまいます。
寝ている間に胃の中身が逆流して、胸焼け、胃もたれ、ムカつき、口が苦いなどの症状が出やすくなり、朝の食欲が低下します。
では朝食をとる習慣をつけていくためには、どうしたらよいでしょうか? 以下の4点に注意してください。
(1)夜遅くに食事をとらない (2)遅く食事をとるなら少量で消化のよいものにする (3)夕食が遅くなるとき、夕方の空腹時に補食を少量とる (4)朝、食欲が落ちていても、多少なりとも主に糖分、炭水化物はとるようにする
以上のように朝食抜きは健康に良くなく、昼間の活動に影響が出てきます。さらに、肥満につながるし、なんとか減量できたとしても無理な減量でリバウンドを起こしやすくなります。健康を保つため、適切な体重にするためには、朝食はぜひとるようにしてください。

(2007.6.2サンデー小野田掲載)




小野田診療所 内科・家庭医療科 所長 廣田勝弘先生
■プロフィール
専門:家庭医療学、在宅診療
所属学会:日本家庭医療学会、日本プライマリ・ケア学会、日本内科学会その他。現在、名古屋大学医学部大学院総合診療医学専攻在学中。




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