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若い頃より胃の調子が悪く、胃十二指腸潰瘍を繰り返しています。2年前には、ヘリコバクターピロリ菌の感染が原因であることがわかり、一度ピロリ菌の除菌治療を受けましたが除菌できませんでした。
除菌治療は何度もできないと聞いていますが、このまま放置していても大丈夫でしょうか(46歳男性)


 ヘリコバクターピロリ菌の除菌治療の基本は、胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプ阻害薬)と二種類(クラリスロマイシン、アモキシシリン)の抗菌薬の計3種類を7日間服用します。
つい最近までの保険診療では、この組み合わせの治療しか認められていませんでした。この治療法では、クラリスロマイシン耐性のピロリ菌が増加してきたために、20〜30%の確率で除菌が不成功でした。
そこで4ヶ月前よりあらたに、薬の組み合わせを替えて行う(クラリスロマイシンに替えてメトロニダゾールを使用する)二次除菌療法が保険承認されました。
この二次除菌療法は、一回目の除菌治療では不成功だった方でも、約80%を超える確率で除菌可能ですので、まずは専門の医師と相談され、二次除菌治療を受けられることをお勧めします。
(2008.1.4サンデー小野田掲載)




てらい内科クリニック院長 寺井佳子先生
■プロフィール
専門:内科一般、消化器科
資格:日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医




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