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昨年の内視鏡を用いた胃がん検診にて、萎縮性胃炎と診断され、毎年、定期検診を受ければよいといわれました。まったく自覚症状はありませんが、このまま経過観察でよいでしょうk?(62歳男性) |
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人の皮膚が年齢と共にハリやツヤを失い、シワが増えてくるのと同じように、胃の粘膜も年齢と共に変化します。
食べ物や胃液の刺激を常に受けている胃の粘膜は傷ついたり、ただれたりしやすいのです。加齢に伴う長い年月の刺激により、胃の粘膜の組織的な性質が変わってしまい、胃の粘膜は萎縮して(うすくなって)きます。この状態が萎縮性胃炎です。老化の一種といってもよいでしょう。
また、最近の研究では、ほとんどの胃がんが、胃や十二指腸潰瘍の原因となるヘリコバクターピロリ菌の感染に伴う慢性胃炎を背景として発症していることが明らかになってきました。萎縮性胃炎は慢性胃炎に含まれ、萎縮性胃炎の人が全員、胃がんを発症するわけではありませんが、萎縮のない人に比べ、がん化のリスクは高いことになります。そのため、無症状でも定期的に胃内視鏡検査を受けることが必要です。
また、日常生活においては、胃のためには、減塩食を心がけ精神的なストレスをためないようにしましょう。
(2009.2.7サンデー小野田掲載) |
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てらい内科クリニック院長 寺井佳子先生
■プロフィール
専門:内科一般、消化器科
資格:日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医 |
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