泌尿器科
 第1回:
 過活動膀胱について
 第2回:
 腎臓と糖尿病について
 第3回:
 前立腺癌(がん)の
 腫瘍マーカーPSAに
 ついて
 第4回:
 尿潜血反応って…。
 第5回:
 夜尿症(おねしょ)に
 ついて
 第6回:
 膀胱炎の原因と予防
 第7回:
 膀胱炎の治療と
 治りにくい膀胱炎
 第8回:
 健診と腎臓
 第9回:
 腎臓と高血圧
 第10回:
 高尿酸血症と腎臓
 第11回:
 尿漏れ(尿失禁)
 について
 最終回:
 泌尿器科ってどういう
 ところ?

歯科
 第1回:
 「何故歯ブラシの
 仕方を歯科医院で
 教えるのか」
 第2回:
 「歯周病(歯槽膿漏)
 は、早期発見・早期
 治療!!」
 第3回:
 「痛くない歯を治療して
 痛くなる場合」
 第4回:
 「虫歯の
 できやすいところ」
 第5回:
 「歯を抜けたままに
 しておいてよいか」
 最終回:
 「歯を抜けたままに
 しておいてよいか」(2)


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 歯医者さんのお話

■最終回■
「歯を抜けたままにしておいてよいか」(2)


 人は永久歯を失うと残念ながら二度と生え替わってきません。前回はそれを補う方法として、ブリッジ(取りはずしの出来ない架工歯)、入れ歯を説明致しましたが、あと一つの方法はインプラントです。

インプラントとは失ってしまった自分の歯の替わりに人工の歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯を作成して噛み合わせを回復する治療法です。

ブリッジ、入れ歯に比べて利点は健康な歯を削って傷つけたり又、入れ歯のように異物感やガタつくことはありません。TV、新聞紙上、週刊誌等でも最近よく目にされると思います。最新の歯科治療法と言えます。

ただ費用の点で最低1本30万円前後からが現在の相場です。従って無くなった歯の本数×30万円と知っておいて下さい。

 半年間に渡って歯に関する説明をさせていただきましたが、実際はまだ読者皆様の知識を高めるには半分以下ですが、次の機会に致しましょう。

 歯科医師の側から言わせていただきますと、まだ患者さんの歯、口の中の知識が不十分と言えます。これからの高齢化社会において、健やかで安心な人生を送るためにもまずは、食生活の玄関である口(歯)を大切にしましょう。

 普段から天然の歯を大切にしてくれる歯科医、虫歯予防やかかりはじめの歯ぐきの病気に熱心な歯科医をホームドクターとして持ってください。




[講師]
コスモ歯科クリニック院長 松沢憲治 先生
■松沢先生プロフィール
山陽小野田市 丸久厚狭店1F コスモ歯科クリニック院長




歯科に関するお悩み、質問に紙上でお答えします。ご希望の方はメールで質問をお寄せ下さい。>>>sundayonoda@ubenippo.co.jp


※この特集は、2005年にサンデー小野田に掲載されたものです。
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